その探偵、歌って、踊って、恋をする。
1930年代、アメリカの或る都市。
探偵事務所に奇妙な依頼人が現れた。
「娘を恋に落としてくれ」。
スウィンギングな一夜が始まる
【あらすじ】
ニック・テイラー(稲垣吾郎)は探偵。過去に大切な探偵仲間シドを事件で亡くしている。シドの未亡人に送金しているためいつもお金がない。
クラーク・キャンピオン(羽場裕一)は、手広く事業を行う経営者。コニー(花乃まりあ)という箱入り娘がいるが、最近、テディ・モーリー(松田凌)という若者が娘の周りをうろついていることを苦々しく思っている。ただ、富豪の未亡人でテディの母、カミラ・モーリー(北村岳子)に投資を頼んでいる手前、テディを追い払うことはできない。テディはどうやらコニーにプロポーズをしようとしているらしい。クラークは、カミラからの投資の契約が終了するまで、コニーをテディから遠ざけるという任務をニックに依頼する。「娘を君との恋に落としてくれ」。破格の依頼料に、仕事を引き受けるニック。一緒に時を過ごすうち、二人の間には「恋のような感じ」が漂いはじめる・・・。さらにクラークは、自分の愛人ザラ・エイミス(石田ニコル)を使ってテディを誘惑しようとする・・・。
笑いとロマンティックいっぱいの大人のエンターティメントです。ご期待ください。